勃起不全は哺乳類をはじめ、体内受精する生物で、外部生殖器として陰茎を持つ場合は起こる可能性があります。良く研究されているのは、家畜やペットにおけるEDであり、場合によっては種の存続が危ぶまれることもあります。

勃起不全の好例として、競走馬のケースが挙げられますが、この場合脊椎異常などを原因とする、神経機能障害であるとされています。人でも脊髄損傷や末梢神経の異常により、EDが引き起こされることがあります。

高等哺乳類では、発情により陰茎の海綿体の血流量が増えることで勃起するとされており、これを補助するため、陰茎骨とよばれる骨があることもあります。陰茎骨は筋肉によって、陰茎を伸ばす働きをしています。勃起不全は、家畜の場合種の存続を脅かす症状であることから、交尾によらない人工授精技術が確立されています。

また先天的な異常(肥満など)により、交尾ができない場合もあります。野生動物ではそういった個体は繁殖時に自然淘汰され、EDなどの悪い影響を後世に残さないようになっています。

EDは人格を持つ「人」の勃起不全に用いられる言葉です。生活習慣病や精神衛生上が絡み合った複雑な病気と考えられています。症状が軽いうちに相談すれば根治できるので、医師など専門機関に相談することが大切です。